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キメラブネ

キメラブネ

2021-2022年制作
素材:木材、ダンボール、スチロール、鉄芯、アクリル絵具、オイルバニッシュ、活版印刷
サイズ:220×220×360cm
展示場所:OPAM At Platform Of Oita Station(大分駅4番線ホーム) / 大分県立美術館

内容 内容1 内容2 内容3 内容

私たちはよくOPAMへ行く。

千態万条の芸術や文化が私たちの中に入ってきてくれるから。
それらが、頭の中で自由に交易し、混ざり合い、作品が生み出される。
「新しいものを生み出す」ということは、
時代を超え、国を超え、蓄積され、混ざり合い、
咀嚼された何かが、新たな形となって表出されることだと思う。
それは、中世大分の南蛮文化の伝来に似ている。

本作品「キメラブネ」は、元喫煙所スペースを南蛮船に見立て、
南蛮文化により、もたらされた動物「虎」「象」「孔雀」を
混ぜ合わせたキメラが運ばれてくる様子を表現している。

「大分駅」という旅の発着口で、この作品が多くの人々と出逢い、
また新たな何かが生まれることを期待している。

OPAMは、私たちの南蛮船だ。